ドライバーについて
2019.11.15
皆様こんにちは。
11月も後半に差し掛かりいよいよ寒くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
そんな寒い中、趣味のアオリイカ釣りにいそしむ工務のフクシマです。
さて今回は色々固定するために使用するネジに必要な相方、ドライバーについてウンチクを。
ドライバーというと一般的に+(プラス)ドライバーを思い浮かべた方が多いと思います。
一言でドライバーとくくりがありますがその中には、
・プラスドライバー・・・+形
・マイナスドライバー・・・-形
・HEX、トルクスドライバー・・・5角星形・6角星形
・六角ドライバー・・・六角レンチのドライバー版
など多種多様にあり、その中でも様々なサイズで0番~4番、mmなどあります。
その上精密ドライバーなどの特殊性の強いものもあります。
一般的にはJIS(日本工業規格)でサイズは統一されていますが、中には輸入などで特殊なサイズもあり注意が必要です。
では我々が一般的に使用するドライバー、と言うか家に常備すると便利なものはどれでしょうか?
正解は+及び-ドライバーの2番です。
プラスドライバーの2番は一般的に家具の組み立て、調整などにもよく使われ、またドゥハウスの使用している建具や住設機器の固定などにも使われているねじのサイズ(M3~M5)に適合します。
マイナスドライバーは以前より出番がかなり減りましたが、ちょっとした部品を外すときや隙間に突っ込んで起こすときなどに大変重宝します。
特にプラス2番は建具の丁番、引き出し、器具の分解・組み立てなどドゥハウスの中でも大活躍です。
一家に1本常備されることをおすすめします。
ちなみに番手の違うドライバーを無理やり使用するとねじ頭をなめて(けずって)しまい、そのネジが使用でき鳴る可能性大です。くれぐれも手元にないからと違う番手を使用しないように。丁番や金具の調整ができなくなり後々不便ですよ。
ここから少し突っ込んだ話を。
いざ購入しようとホームセンターを訪れると、同じプラスドライバーでも様々な種類があり悩まれると思います。
またセット物(+・-・キリなどを差し替えて使うタイプ)もあり余計悩みます。
ここで参考に少しアドバイスを。
・プラス2番は単独の良いものを買う。先が黒い硬質の金属の物だとなお良し・・・これは一番よく使うものなので迷わず良いものを。軸は10~15センチくらいのレギュラーサイズ。
・出来れば合わせてプラスの1番サイズを購入・・・家電やおもちゃの電池蓋の脱着に活躍します。
・上記とは別にセット物も購入しておく・・・あまり必要ないキリや3番はこれで十分です。また災害時の非常持ち出しにも便利です。
・安価なものは買わない・・・先が柔らかく、ねじに負けて両方とも傷つけます。
・先が磁石のタイプが便利。でもデメリットも・・・新規にねじ込むネジには便利ですが、調整などの元々設置してあるネジにはあまり関係ありません。むしろ砂鉄や鉄粉などで食いつきが悪くなりなめてしまいやすくなることも。
・グリップは握ってみて力の入れやすい形状・サイズを確かめる。
同じサイズのでもざっとこれだけのグリップ形状があります。
・最初は手回しのドライバーで。電動・インパクトドライバーは強すぎて慣れていないとねじを痛めます。慣れてきたら2本目といった感じで購入すると良いかも。
といった感じです。
なんでも同じですが、良いものを1本買っておけば安心して長く使えます。
この際少し奮発して愛着ある道具をそろえるのもまた一興ですよ。